昨年末、ここ数年の間に撮りためた写真を整理していたところ、強制執行直前の「経産省前テントひろば」の写真を見つけました。テントが強制執行されたのは、2016年8月21日の未明。当時は、「いつ強制撤去されてもおかしくない」と言われていたので、私は撤去2週間前の8月5日~6日にテントに宿泊し、テント内外の様子を写真に収めたのでした。
せっかくなので、以下にそれらの写真をご紹介します。
2016年8月5日夜
テント設置1,791日目!
第一テント入口より、テント内部の様子
第二テント(反原発美術館テント)。写真中央「まもろう」は、柚木ミサトさん作「あかいつぶつぶの絵」シリーズ。
第二テント内部
「A3BC: 反戦・反核・版画コレクティブ」さん主催の、木版画ワークショップで制作された作品。
井上ヤスミチさん作、「震れる島で 考える」。
長谷川直美さん作、「エデンの外で」。
イルコモンズさん作、「ヴゥードゥー・アーティヴィズム 経産省前天幕広場仕様」。
「A3BC: 反戦・反核・版画コレクティブ」さん作、「沖縄鳥獣戯画」。
柚木ミサトさん作、「あかいつぶつぶの絵」シリーズ。
「あかいつぶつぶの絵」手前中央に置かれた行燈は、志田弘子さん作。現在は、岡本幸治さんによって修復され、掛け軸として生まれ変わりました(その経緯はこちら)。
第二テント内部から外を見た状態。
美術品に囲まれて眠る幸せ(実際は、蒸し暑く、蚊も多く、ほとんど眠れませんでしたが…^^;)
翌、8月6日の朝。
第一テント内部の様子。
整理整頓されています。
「本音語って防ごう サイコパスの増加」…!
テントの周りは植え込みで囲まれているため、夏場は蚊取り線香が欠かせません。
特に暑かったこの日、テントに氷柱の差し入れがありました!
斜め後方から見た、第一テントの外観。
以上です!