長年、沖縄・辺野古で撮影を続け、精力的に映画制作を続ける森の映画社・影山あさ子さんより、ご案内を頂きましたので紹介します。
フリーランス排除の構造は、霞が関も沖縄も同じということが分かります。那覇地裁の法廷で、原告の藤本幸久監督と、フリーランスを理由なく排除し続ける新里米吉・沖縄県議会議長が、証人尋問を行うとのこと。可能な方はぜひ、傍聴を!
以下、影山さんからの案内です。
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森の映画社・沖縄県議会取材拒否事件
証人尋問傍聴のお願い
2020年1月24日(金)13:30~ 那覇地裁
証人:新里米吉(沖縄県議会議長)
藤本幸久(森の映画社・原告)
森の映画社・沖縄県議会取材拒否事件
2017年7月、辺野古新基地建設に関わって、岩礁破砕差し止め訴訟の提起が沖縄県議会の議案となりました。長年、辺野古で撮影を続け、ドキュメンタリー映画製作している森の映画社が、本会議の審議と採決を取材・撮影したいと県議会に許可申請したところ、不許可とされました。議会事務局を通じて新里米吉議長に、再三、翻意を求めましたが、新里議長は応じず、不許可の理由も一切示されることはありませんでした。憲法で保障された国民の知る権利、報道・取材の自由、表現の自由の重大な侵害です。沖縄県議会記者クラブ加盟社にのみ自由な取材を認め、それ以外の者には理由も示さず取材を拒否することは、差別です。2017年8月、裁判に訴えました。
提訴以来、2年がたちます。和解の提案も県側は拒否、「なぜ、取材を拒否したのか」の理由と経過は、今も明らかにされません。今回の証人尋問で明らかになることを望みます。
翁長前知事も、玉城現知事も、沖縄の意思と志を日本中、世界中に伝えることを願ってきたはずです。知事と沖縄県民の意思を汲む運営がされる沖縄県と県議会であるよう、私たちも願っています。
連絡先:森の映画社・沖縄(名護市大東3-20-28-203)
藤本幸久 090-8278-6839 morinoeigasha@gmail.com
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