2021年、第4回「プロ市民」人権賞を受賞いたしました。この映像は、受賞の副賞として「プロ市民」人権賞・委員会の皆さんが私を取材し、制作された紹介映像です。
「プロ市民」人権賞は、労働運動・市民運動で活躍する団体または個人を表彰する賞で、福岡地区合同労組の争議解決金の一部を基金として始まったそうです。
私を受賞者として選んだいただいた理由について、「プロ市民」人権賞ホームページでは以下のように紹介されています:
第四回「プロ市民」人権賞は、早川由美子さんに決定しました。
早川由美子さんは、戦争や原発、人権、住宅問題など様々な社会問題に絡めながら、映像作品を作る、ドキュメンタリー映画監督、映像アクティビストです。
ロンドン国会議事堂前で8年以上も家に帰らず反戦の抗議活動を続ける男性を記録した「ブライアンと仲間たち パーラメント・スクエアSW1」(2009年、日本ジャーナリスト会議・黒田清JCJ新人賞受賞作品)など作品多数あります。
「安倍政権が法律を自分の都合良く作り変えようとしている」と批判された2020年の検察庁法改正案問題。そこに対する抗議「検察庁前テンピン麻雀大会『黒川杯』」動画の発表など、旬な時事ネタをフットワーク軽く取材し、それを映像共有サイトに無料公開して、世論喚起させるという映像アクティビストの側面は、現代的で評価すべき部分です。最近では、コロナウイルスをめぐって起きたYouTubeなどによる市民メディアへの検閲に対して問題提起もされています。
さらに特筆したいのが「映像ワークショップ」を開講し、市民の情報発信力を高めているポイント。誰もが映像アクティビストになるための法律(肖像権や製作時のトラブル対策)、撮影・編集・公開の手法を教える「映像ワークショップ」を開講し、自らのノウハウを共有しているのです。これは、記者クラブが象徴するようにメディアが本来果たすべき権力監視がなされない日本の現在で、一人一人が独立メディアになって世界を変革するというDIY精神、希望を具体的に創造しているという素晴らしい部分だと思います。
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私の活動を評価し、励ましていただいたことに感謝し、今後もより一層頑張っていきたいと思っています!