ちょっと更新が遅れてしまいましたが、カボチャ三昧のウェブ合宿、2日目についてレポートします!(1日目のレポート&レシピについてはこちらをご覧ください)。
合宿は2日目のお昼までだったので、用意したのは朝食のみでしたが、その分、ボリュームたっぷりの朝ごはんを作りました。
泊まりの場合、何だかんだと慌ただしいので、朝ご飯をゆっくり作れる時間はそんなにありません。なので、仕上げ以外の調理は、前日までに済ませておきました。
■「カボチャ合宿」2日目の朝ごはん献立
・カボチャのポタージュ
・採れたて野菜のガーデンサラダ
・カボチャのミートパイ
・カボチャのなめらか濃厚プリン
では早速、作り方をご紹介していきます!
・カボチャのポタージュ
材料は、カボチャ、玉ねぎ、にんにく、生クリーム、コンソメ、ローリエです。
「飲む」というより、まさに「食べる」というぐらい濃厚なスープを作りたかったので、カボチャは丸ごと1個使いました。材料も作り方も、(なんとなくこんな感じだろうな…)という、私の適当な思い付き(よく言えばオリジナル)料理です♪
カボチャと玉ねぎを適当な大きさに切ります。
生クリーム以外のすべての材料を圧力鍋に入れます。
今から思えば、朝食なので、ニンニクは抜いた方が良かったかもしれません(^^;)。(でも、ニンニク入りの方が美味しいですが…!)。生クリームは、デザートを作った際の余りです。
圧力鍋で茹でる際の水は、材料が被る程度にします。「濃厚」なスープにするため、水分は最小限にしたいからです。
茹で上がり。ポタージュにするので、十分柔らかくなるまで茹でるのがポイント。
茹で汁ごとミキサーに加えます。
このタイミングで、生クリームも加えます。
ミキサーで滑らかになるまで撹拌します。
1~2分撹拌すると、このような状態に!
少し味見してみましたが、この状態でも十分美味しいです!
もし、なめらかなペースト状にするには、水分が少なすぎるという場合は、少しの豆乳を加えれば、撹拌しやすくなります。
ボウルに移し替え、翌朝まで冷蔵庫で保管します。
この濃厚なクリーム状のカボチャは、スープだけでなく、様々な料理に用いることができるのでは?と思います(^^)
朝、食べる直前に、スープの最後の仕上げをします。鍋に、前日作ったペーストと豆乳を入れます。
ペーストを、豆乳で伸ばしていきます。豆乳は、どれぐらい濃厚なスープにしたいか、何人分を用意する必要があるかによって、分量を調整します。
沸騰しないよう、弱火で温めながら、ペーストと豆乳をなじませていきます。味見をして、塩味が足りなければ、適宜、塩を加えます。
完成! 畑で採れたイタリアンパセリをトッピングしました(^^)。生クリームは、ミキサーに加える代わりに、最後の仕上げで表面に回しかけるというのも良いでしょう。
・採れたて野菜のガーデンサラダ
庭で採れた赤シソ、キュウリ、オクラ、万願寺唐辛子などに、自家製の人参のぬか漬けを加えました。あまりに簡単すぎて、写真を失念(^^;)。
・カボチャのミートパイ
さて、朝ご飯のメインは、カボチャのミートパイです! パイ料理自体、初挑戦。果たしてうまくできるでしょうか…?
カボチャのミートパイについては、いくつかのサイトを参考にして、私の家にある調味料で出来るものにアレンジしました。
パイ生地から作るのは、今回はちょっと負担が大きすぎるので、冷凍パイシートを買いました。パイシートを買うのも初めて。楽しみです(^^)♪
パイのフィリングは2層。下段はマッシュしたカボチャで、上段は野菜とひき肉を炒めたもの。
下段のマッシュしたカボチャには、前日のカボチャの丸ごとサラダで、無残にも開ききって失敗してしまったカボチャを使います!
皮を残して、中身をスプーンで取り出します。(皮はパイには使いませんが、そのまま食べられます^^)
フィリングの1層目が完成!
さて、次はフィリングの2層目を作ります。
材料は、ひき肉、人参、玉ねぎ、にんにく。野菜類はみじん切りにします。
フライパンで十分炒めます。
十分火が通ったら、味付けをします。私の場合は、塩、コショウ、クミンなどのミックス・スパイス、ウスターソースにしましたが(それらしかなかったので^^;)、トマトケチャップなどを加えるのが一般的のようです。
パイ生地の上に敷くフィリングなので、水っぽくならないよう、水分が飛ぶまで良く炒めます。
フィリングの2層目が完成!
前日のうちに、フィリングの1層&2層を準備しておき、仕上げの直前まで冷蔵庫で保管します。後で詳しく述べますが、パイ生地の扱いは温度がすべてで、気温や室温が高いと大惨事になりますので、フィリングは冷やした状態の方が良いのです。
翌朝、皆さんより早めに起きて、いざ、パイの仕上げを。
ピザはよく作るので、ピザ皿(パイ皿と兼用)はすでに持っているのでした。
パイシートの袋を開封。4枚入りで、1枚ずつラップで個包装されています。
作り方を見ると、パイ皿の大きさに合わせて、パイシートを麺棒などで軽く伸ばす…とあります。
パイ皿(18cm)より、パイシートがだいぶ小さかったので、麺棒で伸ばすことにしました。
…しかし、冷凍庫から出したばかりのパイシートは、(当然ですが)カチコチで全く伸ばせません!!
パイシートを扱える状態にするには、自然解凍もしくは冷蔵庫で解凍するそうですが、その解凍具合が非常に重要で、解凍させすぎると、今度はびろんびろんに伸びきって、べたべた手や麺棒にくっつき、大変扱いにくくなります(⇐実体験^^;)。
この日は朝から快晴で、気温は高めでした。カチコチだったパイシートは、あっという間に柔らかくなり、柔らかくなりすぎてしまい、成形しようにも、私の思う通りの形にはなってくれませんでした(涙)!!
なに、このぐちゃぐちゃの周縁部は!!
この時点で中止にしたいぐらいでしたが、もう引き返せないので、このまま続行するしかありません。
パイ皿に、フィリングを敷きます。
まずは下段のカボチャを。
続いて、上段のひき肉野菜を。
もう1枚のパイシートを短冊状に切って、フィリングの上から被せます。1枚目のパイシートで大失敗をしたので、2枚目は冷蔵庫で若干解凍させて使うことにしました。
麺棒で軽く縦横を伸ばします。こんなの、ごく単純な作業ですが、でもやっぱりパイ生地の扱いは難しい…!
1センチ幅ぐらいの短冊状に切ります。
短冊状にしたパイシートを、フィリングの上に並べます。本来なら、縦糸と横糸を編むようにくぐらせて並べるのですが、作業中に解凍しきったパイシートは、とてもじゃないですが、そんな風に扱えません。悔しいですが、編み込みはできず、単純にタテ・ヨコと並べました。
つや出しのため、刷毛で卵黄を塗ります。
下のパイシートの、縁部分のガタガタっぷり、そして上に乗せた短冊状のパイシートの、並べ方の雑然さに、もうやるせなさでいっぱいでしたが、今後のリベンジを心に誓って、予熱したオーブントースターで焼くことにします。
フィリングは調理済みなので、パイ焼きは、基本的にパイ部分が膨らんで焼き色が付けばOKです。
焼き上がり♪
「大失敗」としか思えなかったカボチャのミートパイですが、こうして食卓に並べて見ると、それなりに愛着がわいてくるので不思議です(^^)
いいじゃないか、これはこれで、みたいな気持ち(^^)
取り分けた状態はこんな感じ。
朝ご飯が完成しました!
朝からフルコースなので、もちろんデザートもあります。カボチャ三昧の合宿の最後は、なめらか濃厚カボチャプリン♪
作り方は、以前このブログでご紹介した、こちらの記事と全く同じですが、今回は固める際の容器を変えてみました。
前回よりも小さめの容器で、その分高さが出る感じにしたいなと思ったからです。前回よりも、一回り小さな、ホーロー容器で作りました。
お皿にひっくり返して完成!
これはこれで可愛らしいかもしれないですが、前回と比べてどちらが良いんだろう…?
取り分けた状態。
ちなみに前回はこんな感じ。高さが低い方が、カフェ・スイーツっぽい感じがするかもしれません?? まぁ、味は両方とも全く同じなのですが…(^^;)
以上で、1泊2日のカボチャ合宿は無事終了しました! 残ったカボチャは2個。…ということは、この2日間で使用したカボチャは、4個ということです(^^)! たくさん食べたんだなぁ~~~。
そしてなんと! イさんが、タコ焼きプレートを私の家に置いていってくれました! 「自分の家にあっても、使わないと思うから」ということで、貸してもらえたのです。
これから、いつでも家でタコ焼きができるなんて、感激です! たまに来る大家さんに勝手に持ち出されないように、注意書きを貼り付けておきました(^^)
ここまで書いておけば、雑に使われたり、持ち出されたり、捨てられたり…はないでしょう!
他にも、私の家には、いろんな人たちが、カラオケセットや漫画、書籍、DVDなどを貸与してくださっているので(たぶん、引きこもりの私が、ますます引きこもって遊べるように、と^^)、それらにも同様に注意書きを貼り付けてあります。
以上、カボチャ三昧のウェブ合宿、後半(2日目)のレポートでした!