今日は終日雨だったので、畑仕事の代わりに、家の中で保存食づくりをしました。
6月の初めに、ニンニクを収穫したとブログに書きました(その時の記事はこちら)。しばらく軒下に吊るして乾かしていましたが、梅雨時ですから、やがて天気が下り坂となり、室内に移動しました。
ニンニクの奥にあるのは、「アサツキ」のタネ球です。
昨年夏、アサツキをプランターに植え、しばらく収穫した後は、そのまま春まで放置していました。時々水やりをすると、また春先に収穫が出来ました。
春の収穫が終わった後、土を掘り返して球根を集めました。
家庭菜園の本やネットなどに書かれてある通り、2回収穫を終えたタネ球は、購入したときの半分ぐらいの、小さなサイズでした。この小さなタネ球を使った場合は、ひょろっとしたアサツキしか収穫できないとも書かれてあったのですが、捨てるのも忍びないので、どうなるか夏になったら植えてみようと思っています。
長いひげ根部分をハサミで切り、形を整えます。
ニンニクは、形が良くて大きなものを選び、タネ球にします。右側がタネ球として選んだもの。
タネ球。ニンニクは気温が高いと育たないので、植えるのは9月です。
植えるまでの間、洗濯干しに吊るして、カビないようにします。アサツキのタネ球は小さいので、台所の三角コーナー用のネットにまとめて入れ、ニンニクと共に吊るしました。
タネ球にしなかったニンニクは、料理で使う時までザルに入れて保管します。
収穫したニンニクの一部を、「ガーリック・チリ・オイル」にしようと考えました。これまでにも作ったことはありますが、自分で育てたニンニクで作るのは初めてです!!
材料は、ニンニク、鷹の爪、オリーブオイルだけ。
一粒ずつバラした状態。ホワイト六片種(向かって左)は、形状が独特ですね!
薄皮を剥き、均等の厚さにスライスします。
ニンニクは、生のままでもオイルに漬けられますが、乾燥させた方が、においがまろやかになり、保存性も増すので、昨日の、梅雨の晴れ間に干すことにしました。
カラスなどに持っていかれないよう、上部を覆うのがポイントです(^^)
半日干ししたニンニクのスライス、ハサミで輪切りにした鷹の爪、オリーブオイル。保存用の瓶(ふたが閉まるもの)も用意します。瓶にはニンニクのにおいが付着し、洗っても消えないので、ガーリック・オイル専用にしてしまうのが良いです。
瓶の中に、ニンニクと鷹の爪を入れます。
ニンニクが十分漬かるぐらい、オリーブオイルを注ぎます。
あっという間に完成! オイルは翌日から使えます。ペペロンチーノ、サラダのドレッシングなど、何にでも使える万能オイルです(^^)♪
続いては、ぬか床の仕込み。私は大きめのタッパーで漬けています。
こちらも完了!
ところで、今月に入ってから、春に植えた野菜たちがぞくぞくと収穫時期を迎え、毎日うれしい悲鳴を上げています。
下の写真は、春菊、人参、インゲン、ルッコラ。1食分の野菜としては多すぎますが、これぐらいのペースで食べて行かないと、追いつかないのです(> <)。
在来種のツルありインゲン。在来種の成長力はF1より劣るのではないか…と思っていましたが、昨年育てたF1インゲンとは比べ物にならないほどの、ものすごい収穫量で、毎日毎日食べてもなくなりません…!
今では毎日の食卓に欠かせないルッコラ(^^)
ところで、私は編集作業のために、この場所に引っ越してきて、ほとんど家に引きこもっているので、ご近所の方々と知り合うきっかけがありません。地域で、学校に通ったり、仕事でもしていれば、自然と知り合えるのでしょうが、畑(庭)から外には出ないので、通りすがる機会さえも少ないのです。
そんな私にとって、余剰野菜をご近所さんに配るのは、貴重な「ご近所付き合い」なのです。
私にとっては、大量に収穫できる野菜を無駄にしなくて済みますし、なおかつ、(あの人は一体何をしている人?)という「怪しさ」(?)の軽減にもなります(^^;)
そんなわけで、数日に1度ぐらいのペースで、ご近所さんに野菜を差し上げています。
普段、野菜を持っていくご近所さんから、今日は旅行のお土産をいただきました♪
早速、今日のおやつとして頂きました。
羊羹に添えたのは、庭でとれた梅で作った甘露煮です。
美味しかった~(^^)
以上、今日の暮らしでした♪