お盆を過ぎたあたりから、収穫量の落ちた夏野菜を順次終わらせ、秋野菜の準備を始めています。昨年は夏しか畑をやらなかったので、今年は手探りで秋冬の野菜を作ってみることにしました。
盛夏の間の典型的な食卓。毎日似たようなメニューでしたが、自分で作った野菜だからか、不思議と全く飽きがきませんでした。
収穫を終えたジャガイモ畑
収穫を終えた後は、畑や周辺の雑草を刈ります。私は雑草取りは、基本的に鎌1本で作業します。
今年は真夏に雨が多かったので、雑草の量も半端なかったのですが、森さんが雑草取りを手伝いに来てくれて、とても助かりました(^^)
朝5時起きで6時から草取り・・・! 休憩は、自家製のヤマモモジュースの炭酸割り(^^)
雑草を抜いたら、土を耕し、大きな石ころなどを取り除きます。
耕した後は、石灰、鶏糞、ボカシ肥を撒き、土の中にすき込みます。次の野菜を植えるまで、2週間以上の間隔をあけて休ませます。
手作りのボカシ肥料。私の場合は、米ぬか、鶏糞、土、油粕、EM菌、キビ砂糖で作っています。すべての材料を混ぜ、水を加えて、容器に密閉。1か月ほどすれば、ボカシ肥が完成します。うっすらと白カビが表面にできていれば、完成のサイン。
ボカシ肥は、天日で乾燥させれば半年ほど持つそうです。
ちなみに、私はボカシ肥の他に、油粕を発酵させた液肥も作っています。液肥はプランター野菜などの追肥に便利です。バケツに油粕1カップを入れ、水を注いで1か月寝かせるだけですが、臭いは強烈。手につくと、石鹸で洗っても臭いがなかなか取れないので、外出する日は触らないようにしています(^^;)。完成したらペットボトルに入れ、都度薄めて使います。
上澄み部分は黄色で、底の方は緑色。これで約1~2ヵ月分。
ペットボトルに移し替えたら、次の液肥づくりのために仕込みます。バケツは上に板をかぶせ、雨水などが入らないようにします。(以前、少しすきまがあるタイプのバケツで作ったら、液肥の代わりに大量のオタマジャクシが出来てしまいました^^;)
畑作業の友(?)、カエルは至るところにいます(^^)
生ごみたい肥も、この春から始めました。生ごみコンポストの方式はたくさんの種類がありますが、私は初期投資を抑え、簡単にできる道具で始めたかったので、カドタ式コンポストをやっています。コンポストは真夏が難しい(コバエなどが大量発生する)と言われていますが、私は生ごみに加えて、コーヒーかすや庭でとれるドクダミなどの葉も入れたからか、ほとんど虫は発生しませんでした。
必要なものは、土嚢袋、畑の土、米ぬか(生糠)だけ! 土嚢袋は1枚20~30円ぐらい。米ぬかは、私は1キロ50円で購入していますが、お米屋さんによっては無料で手に入るようです。1か月のランニングコストは100円以下です(^^)♪
野菜くずは、分解されやすいように小さく切って入れます。1週間から10日ほど土嚢袋の中で1次発酵させ、その後は土の中で約1か月2次発酵させれば、たい肥になります。
7月下旬ごろ、秋野菜の種を買おうとホームセンターに行ったら、まだ夏野菜の苗も販売されていました。この時期から育てたらどうなるのか?という好奇心から、トマト、キュウリ、ナス、オクラの苗を追加で購入。
その後、これら追加購入の苗も順調に生育。以下の写真はオクラ。
「きれいな花が咲く野菜」として知られるオクラ。確かにきれいかも。畑をやるようになるまで、野菜の「実」しか知らず、その「花」や「葉」については無知でした。
ちなみに、オクラの実のなり方はこんな感じ。シシトウやピーマンのようにぶら下がるのかと思えば、天に向かって伸びるのでした。英語で「Lady's finger」(婦人の指)と呼ばれるのが分かる気がします。
新鮮なオクラは、生で食べるのが美味しい!
去年は10月ごろまで収穫できたシシトウやピーマンに、今年はカメムシが大量発生! 一見、茎が枯れたのかと思ったら、なんと大量の灰色のカメムシが、茎にびっしりとこびりついていたのでした(> <)!!!
カメムシが栄養分を吸い取り、実がほとんどならなくなってしまいました(涙)。牛乳をスプレーすると良いとか、ミントのにおいを嫌がるとネットで見かけたので、試してはみたものの、カメムシたちは牛乳の雫を背中に背負ったまま、相変わらずウジャウジャ動いています(怒)!
チクショー! そんなにシシトウが好きなら、一緒にくたばれ! と、私は勢いよくシシトウとピーマンを根っこから引き抜き、天敵・カメムシが大量に付着したまま、ごみ袋に投げ込んで密封したのでした。カメムシ大量発生の原因はわかりませんが、来年はこうならないために、ちょっと研究したいと思います。
さてさて秋野菜ですが、とりあえず白菜、大根、ニンジン、春菊の種を買ってみました。
それにしても、白菜のネーミングが「郷愁60日」って・・・。なんだか競走馬みたいですよね?!
種は、大抵蒔ききれないボリュームで売っているので、いつの間にか、こんなに増えてしまいました(^^;)
種のほか、ニンニク、アサツキ、玉ねぎの球根も購入しました。植えるまでは、風通しの良い場所に吊るしておきます。
露地栽培は、種まきの時期・タイミングを外さないことがとても重要。8月中旬~9月初旬までに蒔くべきものから取り掛かることにしました。
白菜の種のパッケージを見ると、「連結ポットに蒔く」と書いてありました。早速ホームセンターで連結ポット(90円ぐらい)を購入しました。
連結ポットの穴を数えてみると、1セット128個も穴があります。白菜は大きく広がるので、株間隔を40cm確保することとも書いてありました。
・・・一体どこに植えるんだ、そんな大量の白菜を!!
とりあえず先のことは考えず、とにかく種を蒔くことにしました。2つのポットのうち、1つを白菜、もう1つをニンジンに使いました。
ジャガイモ畑の跡地に、玉ねぎの球根も植えました。
ちょっと分かりにくいですが、1列10個植えました。
玉ねぎは「浅植え」するそうで、球の半分は地表に出た状態で植えました。(その後、芽が出てきたら土をかぶせる)
あとさきを考えずに、とりあえず蒔いてしまった大量の白菜とにんじんは、発芽して、日々大きくなっていきました。一体これらの苗をどこに植えたら良いのか、不安も日ごとに増していきました(> <)
白菜の苗
ニンジンの苗
ニンジンをプランターに移植しました。う~ん、それでもまだ大量に苗がある(^^;)。「焼け石に水」くらいの効果しかありません。
白菜は、一度葉が広がってから結球するそうで、間隔を40cm以上開けるように、種のパッケージに書いてありました。しかし、十分な間隔をあけて126個も植えるスペースなど、うちにはありません。白菜だらけの畑になるのも嫌です。なので、30株ほどを間隔をあけて植え、残りは菜っ葉の状態で食べればよいと思い、間隔を詰めて植えました。
プランターにも植えました。
やっとの思いですべての白菜とにんじんの「嫁ぎ先」を見つけ、連結ポットが空になったときには、もうヘトヘト。
しかし! その後追加で種を蒔き、現在、白菜256株が発芽し、移植待ちです(> <)
アサツキ、大根も植えました。
アサツキは2球ずつセットで植えるそうです。
ところで、最近はもうすっかり涼しくなりましたが、つい2週間ほど前までは真夏の暑さで、畑作業は全身汗だくの仕事でした。畑をやっていると、着替えや洗濯の量も多くなるので、薄手の服や布を好んで着ていました。
こちらは頂き物のワンピースですが、インド製・インド綿で、風通しが良く、真夏には最適。(ただし、透けすぎるので外には着ていけないですが^^;)
こちらも頂きもののパレオ。真夏はこれを体に巻くだけで家着代わりにしていたのですが、一度、宅配便を受け取りに玄関に出たら、配達員がドン引きしていたので(ここビーチですか的な)、以来、これだけで庭に出るのはやめました(^^;)
まあそんな日常ですから、夏のファッションは、基本、長靴と薄い布です。
こんな私ですが、先日は、渋谷でラジオ番組に出演するという機会をいただき、普段の長靴をパンプスに履き替えて出かけてきました!!
道中、ふとストールに異物感が・・・?と思ってみてみると、なんと、インゲンが絡みついていました(^^;)
渋谷に到着する頃には、もうすでに足が痛い・・・(> <)
渋谷クロスFMは、シダックスビルの1F。番組は、公開生放送とのこと。人通りが多く、スタジオの中をのぞいていく人もいます。
あと1時間後には、自分がこのスタジオの中にいるのか・・・と思うと、なんだか緊張!
ラジオ局に入り、番組のパーソナリティーである、女優のオノユリさんと対面しました。「映画の話をしましょうよ」という番組で、毎回、映画監督など映画に関わるゲストを呼んでトークをするそうです。今回が3回目(毎月1回)で、私は番組初めての女性監督なのだそう。
これまでは、事前に監督に質問を送っていたそうですが、私の場合は「ブログにかなり詳しく書かれていた」そうで、今回は事前質問ナシで行きますという連絡をいただいていました。私はこのブログを、かなり適当に、好きなように書いているだけなのですが、これで私の「人となり」が伝わってしまっているわけですね・・・(^^;)!!
放送10分前となり、スタジオに入りました。準備をするオノユリさん。
番組は10分間でしたので、始まったらあっという間に終わりましたが、それでも、『ブライアンと仲間たち』から、最新作の『インド日記』まで、楽しくお話をさせていただきました。
オノユリさんのホームページはこちらです。今後の活躍が楽しみな女優さんです!
番組の収録後は、池袋に向かいました。夕方から、「女のしんぶん」の取材を受けることになっていました。ライターの片桐さんと駅で待ち合わせし、喫茶店へ。
喫茶店に入ろうとしたその時、「あそこのタイ焼き美味しいの知ってる?」と聞かれ、突如、タイ焼きを食べてから取材を始めることに。
看板の前でタイ焼きを掲げる片桐さん。こういう超・マイペースな人、私は大好きなので、すぐに意気投合してしまいました(^^)
女のしんぶん。月2回発行されているそうです。
インタビューを始める前に、片桐さんお手製の「セロリソルト」と「レモン塩」をいただきました。「こういうの好きか分からなかったから少しだけ持ってきた」とのこと。もちろん大好きです!と言ったら、「もっと持ってくればよかった」と言われました。
片桐さんは、『インド日記』に興味を持って取材の申し込みをしてくださったのですが、片桐さん自身が、結婚後に一人でインドを3か月放浪し、その後夫婦で2年間世界を放浪されたという経歴の持ち主で(帰国後は、日本はバブルがはじけていて大変だったとか!)、片桐さんの話の方がよっぽど面白いのではないか、と真剣に考えました(^^;)
インタビューの後は、居酒屋にご飯を食べに行きました。喫茶店で私の顔写真を撮り忘れたとのことで、思いっきり「酒飲んでます」風景でしたが、居酒屋で写真を撮ることになりました。
何枚か撮影後、スマホをいじっている片桐さん。
・・・なんと、アプリで私の顔を加工していたのでした!!!!
これじゃあ、まるで「整形に失敗した晩年のマイケル・ジャクソン」、もしくは、「化粧が下手な駆け出しのドラァグ・クイーン」にしか見えません!!!!
しかも、鼻は動物の鼻では??!!
すっかり片桐さんに翻弄され魅了されながら、インタビューと飲み会を終えました。来月あたりに記事になるそうですが、どんな記事になるのでしょうか? 楽しみです。
ちなみに、私の顔写真は結局、居酒屋で撮影したものは使わず、私の方でプロフィール写真を送るそうです。それはそれでちょっと残念かな!
長くなりましたが、以上、秋野菜の作付けとラジオ・新聞取材についてでした(^^)/