今日は春分の日ですが、日中には一時激しく雪が降り、とても寒い一日でした。基本的に、雨や雪の日は畑仕事はお休みで、午前中は家の中で出来ること・やりたいことをやっています。
…引きこもり民にヒマなし(^^)!
家に、宴会残りのビールが何本かあったので、何か料理に使えないかな?と考えました。そこでふと思いだしたのが、「ビールでパンを作る」ということでした。ビールは酵母菌を使って作られているため、イースト菌の代わりになる…と、以前、ネットで読んだことがあったのです。
そこで、今日は15時のおやつ用に、ビールで発酵させたパンを作ることにしました♪
レシピはネットで検索するといくつか出てきますので、それらを参考に作ります。「炭酸が抜けたビールでもOK」と書いてあったので、ひと缶使うことはせず、半分(約180ml)を使って作ることにしました。
強力粉2カップ、キビ砂糖大さじ2、塩少々、そしてビールを用意。
ビール180mlを計ります。本当にイースト菌の代わりになるのかな?!
ビールを投入! アワアワだ!!
ちょっと不安な気持ちになりつつも、生地をまとめ、炊飯器にセットし、発酵モードで1次発酵します。
1次発酵が完了した状態。見た目悪くないようですが、イースト菌や酵母を使った生地に比べたら、ふくらみがかなり小さいです。
丸め直し、再び炊飯器に投入して、2次発酵。
パン生地を発酵させている間、ジャムを作ることにしました。昨年作って美味しかった、「フキ」のジャムを作ります。
材料は、庭で収穫したフキ、そしてリンゴ、レモン、キビ砂糖。
ジャムでは、フキの茎の部分のみ使います。写真ではフキを多めに用意してありますが、フキはアクセント程度の分量(最大でも3割ぐらいまで)にすることをお勧めします。基本的には「リンゴジャム」で、「featuring フキ」ぐらいの感覚です。じゃないと、フキの苦みが強すぎて、食べられないジャムになってしまいます(^^;)
ナベに、細かく切ったフキ、すりおろしたリンゴ、キビ砂糖を加えて煮詰めます。
弱火で煮詰めること約15分。仕上げにレモンのしぼり汁と蜂蜜を加えます(蜂蜜を入れることでツヤがでます)。
ジャムの用意が出来たら、またパンに戻ります。2次発酵が完了した生地。
ガス抜きし、4等分して丸め、オーブントースターで20分ほど焼きます。
焼き上がり♪ ふくらみは小さいですが、見た目は普通のパン。どんな味がするかな~(^^)
編集作業の合間の、おやつタイム♬ 自主制作では、サボりの危険性が常に付きまとうので、私の家では、「編集作業をした人のみおやつが食べられる」というルールで運用しています(^^;)
フキとリンゴのジャム。
ビールで発酵させたパン。ビールとフキの、ダブルの苦みで大丈夫かな?と心配しましたが、パンにはビールの苦みはほとんど残っていませんでした。
あまり膨らまなかったのは、「発泡酒」のビールだったからか、それともビールの酵母というのは、ビール生成時にほとんど使われてしまって、パンをふくらませるだけの力は残っていないのか、そのあたりは不明です(^^;)
味は普通にパンでしたが、私が普段作る、天然酵母やイーストを使ったパンがめちゃめちゃ美味しいので(自画自賛^^;)、ビールのパンを今後も作るというのはないだろうな~というのが正直なところ。
本格的なビールや、ギネスなどの黒ビールで作ってみたら、また違う趣のパンができるのかも?
パンはさておき、フキのジャムは、この時期のイチ押しですので、ほろ苦系の甘いものが好きな方は、ぜひ作ってみてください♪
以上、ビールのパンとフキのジャムについてでした。