オンライン講演会のご案内を頂きましたので、以下ご紹介します。
文明フォーラム@北多摩第34回研究会のお知らせ
テーマ:「第三の寿都・神恵内は貴方の町かもー普通の住民が反対派と言われるようになって」
講師:槌谷和幸さん(「子供たちに核のゴミのない寿都を!町民の会」)
日時:2023年3月18日(土)14:00~17:00
形式:ZOOM会議(オンライン)
参加費:一般500円、学生300円(当会会員は無料)
※お申し込み後、振込先をメールで連絡します。
申込先:https://forms.gle/9Cyb7aeWTmL6FtFa8
お問合せ先:nrj27438@nifty.com(田中)
講演の概要
槌谷さんは北海道寿都町生まれで、退職後、寿都町で「ペンションメロー」を経営なさっています。寿都町は以下の写真にみられるように、とても自然の美しい街です。その寿都町が、美しい自然を破壊する高レベル放射性廃棄物最終処分場問題に揺れているのです。
槌谷さんは、2020年8月に新聞報道で、寿都町が高レベル放射性廃棄物最終処分場選定調査に応募したことを知り、「寿都に核のゴミはいらない町民の会」を立ち上げ、反対署名や住民投票署名、情報開示の裁判などの運動を展開されると同時に、反対派の市民を候補者として町長選や市議戦を戦われています。今回のご報告ではこれらの活動の経緯について詳しくお話されることになっています。
原発は人間の手に負えない放射性廃棄物を大量に生み出す発電方式です。そしてその廃棄物を過疎の地方に押しつけようとするのが、現在の日本の国策となっています。この問題は単に一地域の問題ではなく、心ならずとはいえ原発で発電した電気を利用している私たち全員が考えるべき問題だと思います。皆様とおおいに議論できれば幸甚です。
また、岸田政権はGX(グリーントラスフォーメーション)と称して、原発再稼働、新規原発建設の方針を国会での議論をすっ飛ばして決定しました。このような動きに反対し、脱原発運動を進める方途を探るために、今回のご報告は大変参考になると思います。皆様、奮ってご参加ください。よろしくお願いします。
以下、「ペンションメロー」のホームページより、寿都町の風景写真。
夕日
耕地から望む海岸線
その他にも、美しい寿都町の写真が、ホームページにはたくさん掲載されています。こちらよりご覧いただけます。
以上、オンライン講演会のご案内でした。ご興味のある方は、ぜひご参加ください。