最終回の完成披露上映会は、まず作者による紹介(こういう意図で作ったとか、ここが見どころとか、この部分は今日までに間に合わなかったとか、観る人たちにあらかじめ伝えておきたいことなど)⇒作品上映⇒講師による講評…という流れを予定していました。
私は講評をしっかりやりたいと思ったので、受講者の方々に「上映会の2日前までに提出してもらった映像は、詳しく見て講評できます」とお伝えしていました。映像は、含まれる情報量が多いので、なかなか一度さらっと観ただけでは、「感想」程度のコメントはできても、「講評」までは難しいのです。
そう事前にお伝えしていたこともあり、ほとんどの方は締め切りまでに映像を提出されました。早速、当日の上映順に作品を何度か視聴して、1作品ずつ講評をパソコンに打ち込んでいきました。このブログもそうですが、私は書き進むにつれ、どんどん描写が細かくなっていく性質のようで😅、講評作成には1日半を費やし、講評はなんと19ページにも及んだのでした!!
この講座は、これまでも今回も、各回3時間で行ってきましたが、前回(2020年)に「ひとり1作品」方式に変更したところ、上映作品が大幅に増えて、時間が足りなくなってしまいました。
グループで1作品としていた時は、上映作品は3~4本しかなく、上映はあっという間に終わって、残り2時間ほどは交流会(宴会)でした。上映や講評も大事ですが、共に学んだ仲間との慰労・交流も、同じぐらい大事なことと思います。特に、このシビルに集う方々は、映像制作は初心者でも、様々な社会経験・活動を積まれてきた方が多いので、講座が終わった後も仲間として意気投合する可能性が高いです。
そのような思いがあるので、前回(2020年)の完成披露上映会で、交流会の時間を15分しか持てなかったのを、とても申し訳なく思っていました。
そこで今回は、最終回のみ3時間⇒4時間への変更を提案しました。幸い、受講者の方々の都合も大丈夫だったので、最終回は開始時刻を1時間早めました。
8月19日、いよいよ完成披露上映会です! この日までに、上映を予定していた全員(14名)が作品を完成させ、課題作品の取材先からは、「kosaten」のエマさんとヤスさんが来てくださいました。「高麗博物館」は、この日、ちょうど主催する講演会と重なってしまい、来場できませんでした。
「シビル」⇒「高麗博物館」⇒「kosaten」の順に作品を上映していきます。各作品の上映前には、作者による挨拶・解説も。
「kosaten」エマさんから、挨拶と作品の感想を。
途中10分ほどの休憩をはさんで、全ての作品の上映・講評が終わったときには、なんと3時間半を超えていました…😱😱😱! 交流会の時間が、20分程度しか持てません…! またやってしまいました…! もしかしたら、「3時間では足りない」とか「4時間でも足りない」ではなく、「時間があればあるだけ使ってしまう」という問題だったのかもしれません😅 今後は気をつけなくては!!
当時のX投稿です:
2023年8月20日
昨日無事、シビルの映像ワークショップの最終回(完成披露上映会)を迎えることが出来ました! 14名の作品が完成し、上映されました! 制作者による作品紹介⇒上映⇒講師による講評が3時間半にも及ぶ、かなりハードな上映会だったかもしれません! 写真は佐藤さんに撮って頂きました😀
【承前】前回(2020年)の上映会が3時間で足りなかったので、今回は余裕を持って4時間にしたのですが、それでも交流会の時間が20分くらいになってしまい、残念でした。私が事前に用意した講評、A4で19ページもあったので、だから時間が足りなくなっちゃったのかもしれませんが😅
上映後の交流会は、各自、自分の飲み物・食べ物持参&差し入れ歓迎という形式で行いました。自家製の卵焼きと漬物を持ってこられた方も😋
交流会では、シビル・河野さんより皆さんへ「修了証書」が渡されました。受講の修了証書のほか、今回の講座をしらいわよしこ(白岩佳子)さんとともに手伝ってくれた、息子さんの白岩次郎さんには「感謝状」も贈られました。
毎回の、講座の設営・片付けを手伝ってくれた、白岩次郎さん。ありがとうございました!
今回、講座の最終回で上映された映像作品は、その後、再編集を希望する人は追加の編集作業をして、作品を完成させました。そのうえで、課題作品の取材先にも完成映像を確認していただき、制作者&被取材者双方が公開OKとなったものについて、シビルのYouTubeチャンネルで公開しました。
以下に、公開された作品を紹介します。ぜひご覧ください😀!
〇『奇跡のタマタマ… 芸術のある街へ!』(2分29秒)制作者:JMさん
〇 『高麗博物館見学』(3分6秒)制作者:木樹茶さん
〇『3分間映像講座』 (8分24秒)制作者:加藤正さん
〇『映像ワークショップインタビュー 高麗博物館にて』 (4分48秒)制作者:佐藤睦子さん
〇『高麗博物館初見学&インタビュー』(5分46秒) 制作者:呑栗さん
〇『高麗博物館』 (4分25秒)制作者:藤本彩乃さん
5月から開講し、途中、例年にない猛暑も経験しながら、無事3カ月間の講座をやり終えることができ、ほっとしました。シビル事務局・河野さん、受講者の皆さん、立教大学共生社会研究センターの平野泉さん、課題作品の取材先「高麗博物館」「kosaten」の皆さんに心より感謝いたします。
講座終了後、今回の講座に受講者兼スタッフとして関わってくれたしらいわよしこさんが、講座のレポートを作成してくださいました。次の「2023年映像ワークショップ振り返り#8」で紹介します。