以下のご案内を頂きましたので、ご紹介します。興味のある方はぜひご参加ください!
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一般社団法人生活経済政策研究所が主催するオンラインセミナー「社会運動の再生に向けて~韓国の市民・女性・労働運動から学ぶ」の第2回セミナー「社会を変えた韓国のダイナミズム―対立から参加型ガバナンスへ―」を次の通り開催しますので、第1回セミナーにお申し込みいただいた方にお知らせします。
2016年から2017年にかけて、韓国で開かれたろうそく集会のエネルギーは、韓国社会のダイナミズムを体現し、韓国の活動家がよく引用する「一人で見る夢は夢でしかない。しかし誰かと見る夢は現実になる」ということばを実証するかのように、政権交代を実現させました。それまで社会運動の中心だった市民団体は、連帯しながらもろうそく集会では裏方にまわり、「このままでは自分たちの生活が政治によって破壊される」という危機感をもった多くの市民の思いを可視化するハブの役割を担いました。
在寅政権を誕生させた市民は、政権の舵取りをチェックし、ときには協力し、ときにはNOを突きつけています。新型コロナウィルスが世界を席巻するなか、積極的な「K防疫」を進めることができたのは、そのような市民の存在があってこそでした。
政治の場で、地域社会で、自律的な市民の営みが広がってきたのは、2011年からソウル市が推進した「マウル共同体総合支援事業」の蓄積と、その延長線上にある協治(参加型ガバナンス)の政策が基盤にあったからです。
今回、社会運動のハブとして、全国の市民団体の連帯の要である市民社会連帯会議のイ・スンフン事務処長と、ソウル市の参加型ガバナンスを構築してきたユ・チャンボク元ソウル市協治諮問官に、これまでのプロセスとその戦略についてお話しいただきます。詳細は生活研HPをご参照ください。
1.日時 2021年1月14日(木曜日)18:00~21:00(同時通訳あり)
2.場所 zoomウェビナーによるオンラインセミナー
参加申し込みURL: https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_7qDJgHRYRjSoDLjt0KjWiA
3.内容
ガイダンス 桔川純子(明治大学)
ゲストスピーチ
①「市民が主人公となる参加型ガバナンスのつくり方」
ユ・チャンボク(柳昌馥)さん(未来自治分権研究所所長)
②「市民運動の連帯とソーシャル・イノベーション」
イ・スンフン(李承勳)さん(市民社会団体連帯会議事務処長)
日本側からのコメント 逢坂誠二さん(衆議院議員)、遊佐美由紀さん(宮城県議会議員)
質疑応答
ご案内は以上です。