「フリーランスや個人事業主という働き方に興味がある」
「会社をやめたい」「コロナで仕事がなくなった」
「個人事業主として働いているけど、うまくいかない」
「儲かるの?」「大変そう…」
今、フリーランスや個人事業主に興味を持つ人が増えています。でも、果たしてその実態は…?
様々な業種・分野で、フリーランス・個人事業主として働く、6名の方の連続講演を企画しました。なぜその仕事を始めたのか、どのように仕事を継続しているか、コロナの影響は受けたのか、今後はどうしたいか…etc。
きっと、フリーランスとして働いている人も、そうではない人にも、参考になるお話ばかりではないかと思います。
ご登壇いただいた6名の方の講演を、講演順にご紹介します。
ぜひご覧ください!!
①「義理人情はどこまで通用するか」宮南 洋さん講演
■宮南 洋さんプロフィール■
義理人情をテーマに便利屋業を営む個人事業主
1990年生まれ 明治学院大学卒
東京の駒込で、こじんまりと便利屋業を営んでいます。
この「こじんまり」というのがミソでして、目に見える範囲のお得意さんや、仕事仲間(同業者)を大切にしながら商売をしています。
大手の業者とは違い、「目先の数字」「損得勘定」にとらわれずに商売をすることを強く心がけています。
仕事と日常の境界線がとても曖昧な毎日を過ごしています。
ツイッター https://twitter.com/benriya3873
②「自分を幸せにするクリエイティブで、他人を幸せに」関戸 真人さん講演
■関戸 真人さんプロフィール■
空間CGデザイナー・映像クリエイター。
思春期に数々の洋楽MVを観る事が自身の生きる糧となり、映像内における空間構成に魅せられる日々を送る。
その後長い期間自分の本心と向き合わずに人生を過ごしてきたが、様々な経験を経て、デザイナーの道を歩む事を決意。東京デザインプレックス研究所卒業後、設計事務所にて空間構成、CG作成技術を学ぶ傍ら、独学で映像表現技術を習得。その後独立、デザインスタジオBOTH SIDESを立ち上げる。
「両面」というスタジオ名の通り、「表と裏」「リアル+非現実」等、正反対のイメージから生まれる映像作品を発表。良い意味での違和感、不思議な気持ちを見た人に与え続けている。
ホームページ https://designbothsides.com
facebook https://facebook.com/makomk1977
Instagram https://instagram.com/makomk1977/?hl=ja
twitter https://twitter.com/hiromamam
③「コロナと自営業と社会」菅谷 圭祐さん講演
■菅谷 圭祐さんプロフィール■
リサイクル業とライター業の自営業。
「人を傷つけず、世の中に波風立てない文章を書くライターになりたい」という夢を持って法政大学に進学。ところが、やむにやまれず学生運動を嗜み、卒業後も毎年政治犯が逮捕されるシェアハウスの運営をしたり、選挙に出たりなど、きわどい青春を過ごしましたが、夢を叶えてライターになれました。
友人の経営するリサイクルショップに関わっていたら楽しくなっちゃって、リサイクル業でも独立。ライターもリサイクルの仕事も好きなので、どっちもやれたら楽しいなと考えて人生設計したら、なんとなく上手くまわるようになってきました。
軽トラックを乗り回し、荷物を運び、汗をかき、家では文章を書く日々です。
ツイッター https://twitter.com/sugaya_keisuke
④「働くために生きる」から「生きるために働く」へ
フィルマン・アルシャンボー(Firmin Archambault)さん講演
■フィルマン・アルシャンボー(Firmin Archambault)さんプロフィール■
1976年にフランスに生まれたフィルマン・アルシャンボー(オリヴィエ・フィリップ)は、幼い頃から音楽に魅せられ、独学でギターを習得した。今日では、フィルマンは著名なギタリストである金庸太の指導の下その技巧を極めつつあり、同時にアナリーゼと作曲を高名な作曲家の壺井一歩から学んでいる。ギター演奏を好む一方、フィルマンは楽器製作にも情熱を持っており、自らアトリエを構え、現在最初の自作ギターを製作中である。
フィルマンは2000年に来日し、東京大学大学院医学系研究科にて博士号を取得した。移民としての自身の経験から、外国人が置かれた不安定な状況とそれに伴う差別を必然的に感じることになった。彼は在日外国人の生活と権利のアクティビストとなり、全国一般労働組合東京南部やNPO法人「移住者と連帯するネットワーク」などと共に、外国人労働者の支援活動を精力的に行っている。
ホームページ https://firmin-archambault.com/
⑤「ACTORS WITH #COVID19 ~コロナ時代を生き抜く!フリーランス俳優の働き方~」森崎めぐみさん講演
■森崎めぐみさんプロフィール■
森崎めぐみ(もりさき・めぐみ)
東京都出身
女優
日本俳優連合 国際事業部長
映画「人間交差点」で主演デビュー。その後テレビ「暴れん坊将軍」「相棒」や舞台「必殺仕事人」など多数出演。代表作に国際ゆうばりファンタスティック映画祭ファンタランド大賞受賞作「CHARON-カロン-」でカロン役主演。
社会活動をしながら女優の仕事をしており、フリーランスの芸能従事者への特別加入労災適用対象拡大や、2019年ILO国際条約「仕事の世界における暴力とハラスメントの根絶に関する条約」の日本の法制化などに働きかけ、FIA国際俳優連合と連携し、日本の俳優を取り巻く環境改善と社会保障の国際水準化を目指している。
HP https://www.m-meg.com/
Twitter https://twitter.com/megitter
Facebook https://www.facebook.com/meg.morisaki
Instagram https://www.instagram.com/meg_morisaki/
IMDB https://www.imdb.com/name/nm2686546/
⑥「フリーランスこそ繋がろう!」桔川 純子さん講演
■桔川 純子さんプロフィール■
東京生まれ。大学、大学院時代を大阪で過ごし、韓国の慶熙大学大学院に留学。
ソウル留学時代には催涙ガスを初めて体験。ソウルオリンピックの時だ。以来、韓国文化および韓国市民社会のウォッチャーを自認。2006年より韓国の市民参加型シンクタンク「希望製作所」日本支部の設立に携わり(現在はNPO法人希望の種)、日韓の市民交流の活動に取り組む。
現在は明治大学、東洋大学などで非常勤講師を務め、ここ数年は、フェア・トレードの概念を旅行に導入したフェア・ツーリズムにも関わっている。共著書に、『危機の時代の市民活動ー日韓「社会的企業」最前線』(東方出版)などがある。
Facebook https://www.facebook.com/junko.kikkawa.16/
この日の講演は、各登壇者に講演内容をお任せという形でしたが、図らずも「つながる」「協同組合」というのが皆さんの共通したメッセージになっていたのではないかと思います。
個人・フリーランスとして働くからこそ、つながることが大切。
ご登壇くださった方々、どうもありがとうございました!!
開催日:2020年9月26日
会場:町田市民フォーラム
(※このイベントは、文化庁「文化芸術活動の継続支援事業」の助成を受けて開催しました)