昨夜(10月30日)、KAWASAKIしんゆり映画祭にて、映画『主戦場』の上映中止を受けてのオープンマイク・イベント、「しんゆり映画祭で表現の自由を問う」が開催されました。当該イベントのノーカット音声(約3時間)と、全配布資料を以下に掲載します。
イベントのノーカット音声↓↓↓
私はこのイベントに、(報道よりはもう詳しい話が聞けるのかも?)という気持ちで参加したため、取材のためのビデオカメラは持っていかず、一般参加者として参加しました。
イベントは、メディア取材は録画・録音OK、一般参加者は写真撮影とSNS投稿はOKというルールでしたが、私は自分用のメモとしてスマホで録音をしていました。
後からの取材申請となってしまいましたが、このイベントで語られた内容の公益性を考慮して、ノーカットの音声データをYouTubeにアップし、先ほど映画祭事務局にメールでその旨お伝えしました。
イベント中は、メモを取るのに精いっぱいで、スマホは床の上に直置きしたままでした。スマホのマイクを、そのときどきの話者の方向には向けていないので、上記公開した音声データは、ところどころ聞き取りづらい点もあるかと思います。ご了承ください。
私がこのブログ記事を書いている現時点では、YouTube等にイベントのノーカット動画は公開されていないようです(私が見つけられないだけかもしれないですが)。本来ならば、動画でご覧になった方が、誰の発言なのかがはっきりとわかるので断然良いです。
今後、イベントのノーカット動画がどなたかによって公開されましたら、ぜひそちらをご覧ください。動画が見当たらず、音声だけでも内容を知りたいという方は、私がアップした音声データを聴いて下さい。
以下は、映画祭が作成し、イベントで配布した資料です(資料画像は、スマホのズーム機能等で拡大できます)。手書きの書き込みは私によるものなので無視してください。
その他の配布資料は、以下です。
■KAWASAKIしんゆり映画祭代表 中山周治さんによる文書(2019年10月26日付)
■合同会社東風による文書(2019年10月28日付)
■映画『沈没家族 劇場版』 配給:大澤一生さん(ノンデライコ代表)、監督:加納土さん による文書(2019年10月28日付)
■映画『ある精肉店のはなし』監督 纐纈あやさん(やしほ映画社)による手記
■映画『止められるか、俺たちを』 監督:白石和彌さん、脚本:井上淳一さん、若松プロダクションによる声明文
■朝日新聞記事のコピー(2019年10月25日付)
■神奈川新聞記事のコピー(2019年10月26日付)
配布資料は以上です。
KAWASAKIしんゆり映画祭は、11月4日までとなっています。映画祭の事務局およびボランティアスタッフの皆さまには、どうか、上映中止とした先の判断を翻し、映画『主戦場』を上映していただきたいと願います。
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11月9日追記:この記事を公開して以降、思いがけず「場外乱闘」が勃発しました。ご興味のある方は、以下の記事をご覧ください。
▶ KAWASAKIしんゆり映画祭・場外乱闘#0:「表現の自由を考える」オープンマイク・イベント当日&翌日の早川リポート(⇒こちら)
▶ 場外乱闘#1:公開討論の、無断録音データの公開是非をめぐり、場外乱闘が勃発!(⇒こちら)
▶ 場外乱闘#2:公開討論の音声データアップに対し、映画監督の纐纈あやさんより、「プライバシーの侵害としてYouTubeアカウントの停止を求める」との訴えが!(⇒こちら)
▶ 場外乱闘#3:Twitterに寄せられた、様々な賛否両論コメントの紹介(⇒こちら)
▶ 場外乱闘#4:「音声削除」を求めるTwitter上のコメントを詳しく分析すると、興味深い現象が起きていた!(⇒こちら)
▶ 場外乱闘#5:衝撃!公開討論の「動画」が公開されていた!!(⇒こちら)
▶ 場外乱闘#6:私はなぜ、取材の事前申し込みをしなかったのか?(⇒こちら)
▶ 場外乱闘#7:Twitterに寄せられた、様々なコメントの紹介・第二弾!(⇒こちら)
▶ 場外乱闘#8:「音声データ公開」是非について、映画監督・加納土さんから頂いたコメントをご紹介!(⇒こちら)