2年前の静岡・ひまわり集会では、テントの設営に立会い・記録をするため、始発で静岡に向かいましたが、今回(2018年)は前日から静岡入りしました。
静岡駅前で井上めぐみさんと落ち合い、井上さんイチ押しの「戸隠(とがくし)そば」へ。
暖簾にもあるこちらの名物、「磯おろし」とは・・・
「磯おろし」は冷たい蕎麦に汁をかけ海苔、揚げ玉、キヌサヤをのせ、薬味に大根おろしと生姜が添えられた当店の看板メニューです。天ぷらを乗せた「天磯おろし」やヘルシーに納豆やなめこを乗せたメニューも人気です。かご盛りで出てくる薬味ネギを沢山乗せ、汁を絡めながら食べるのが当店流。(戸隠そばホームページより引用)
・・・ということで、「天磯おろし」を注文。行列のできるお店だけあって、さすがに美味しいっ!
腹ごしらえのあとは、井上さんのお友だちが運営するイヌネコシェルター、「Radiante静岡」に向かいました。代表の三津山さんは、東日本大震災から動物ボランティアを始め、現在は静岡市内にシェルターを建て、行き場のないイヌネコを保護し、里親を探す活動をしています(Radiante静岡のブログに、譲渡会などの情報が随時掲載されています)。
私たちが到着すると、ちょうどごはんをあげる時間でした。個々のイヌの体調、体質、年齢などに合わせて、与えるごはんの内容を細かく調整していました。
こちらはネコのおやつ。「ちゅ~る」というペースト状のもの。
ネコ用シェルターの様子。広々としたスペース、清潔な環境・・・。むしろ、都会の独り暮らしの人間の方が、窮屈に暮らしているかもしれませんね?!(^^;)
自由に遊びまわっているネコに、先ほどの「ちゅ~る」をあげると・・・
・・・一心不乱に食べているではありませんか!!
あっという間に完食。「ちゅ~る」って一体何で出来ているのでしょう??
「ちゅ~る」を食べて、すっかり満足げな様子。
実は私は、これまでにイヌやネコを飼ったことがなく、あまり身近な動物ではないのです(子どもの頃に飼育していたのは、インコ、ハムスター、金魚、ウサギ、カメ、カブトムシなど)。ですから、彼らにどう接すれば良いのか分からないですし、一度にこんなに沢山のイヌ・ネコに接したのも、初めてのことでした。
彼らの愛らしさをカメラに収めようとするものの、とにかく動き回るし、私は彼らの動き方を予測できないし・・・で、撮影は困難を極めました(^^;)(以下、私が映っている写真を撮ってくれたのは井上さん)
なかなかシャッターチャンスをつかめません。
基本、こんな写真ばっかり。。。(ため息)
静止していても、なかなか良いアングルでは撮影できず(泣)
やっと撮れた!?
夢中でネコを撮っていたら、すぐそばにワンちゃんが・・・!
うわわわ・・・。カメラまで舐められてしまう!
どう接すれば良いのかわからない私の様子を見て、井上さんと三津山さんは大爆笑。シェルターは、そもそもイヌネコ大好き!な人たちしか来ないので、私のリアクションは「むしろ新鮮」だと言われました。微妙だなぁ~(^^;)
こちらの興奮したワンちゃんを撮るのもひと苦労。
結局撮れた写真はこちら。なんだか、公安に取材妨害されたときの写真みたいですねぇ(> <)
私のパニックぶりとは対照的に、さすが落ち着いた対応の井上さん(^^)
わぁ! 「お手」してる! おりこうさん~~~!
感激して写真を撮りまくっていたら、私もやってみるように促されました。動物はきっと、扱いに慣れている人間を見分けるはず。私にはきっとやってくれないだろう・・・と思いつつ近づきます。
恐る恐る「お手」と言ってみると・・・
なんと、かわいい右前足を差し出してくれるのではありませんか、・・・わたしにまで!!
果たして、この「お手」という行為を、イヌがどのように理解しているかはわかりません。むしろ、イヌにとってはまったく無意味な行為、もしくは条件反射なのかもしれません。・・・でも、でも、される側の人間は、こんなに幸せな気分になるなんて!!
そっぽを向き、あくびをされても、大喜びのわたし。。。
短時間のシェルター訪問ではありましたが、あらためて、動物の持つ癒しの力を感じました。家族同然に暮らしてきたペットならなおさらのこと、災害・事故・人災によって引き裂かれたときの辛さはどれほどか・・・と思いました。
Radiante静岡を離れ、静岡の中心街へ向かいます。
夕方に、ひまわり集会実行委員のメンバー・石塚さんと鍋田さんと待ち合わせをし、晩ご飯を食べることになっていました。
私は普段、特に食べ物の希望はない人ですが(なんでも美味しく食べる)、この日は珍しくリクエストをしていました。
静岡に行ったら、絶対食べるべき!と、井上さんから教えてもらった「さわやか」です。店名だけでは、なんのお店なのか想像ができませんが、静岡にしか店舗のないハンバーグのお店なのだそうです。
正式な名称は、「げんこつハンバーグの炭焼きレストランさわやか」。ネットで検索すると、「静岡で一番有名なハンバーグ屋」、「3時間待ちは当たり前」、「静岡の人のスマホを調べたら、この店のお姉さんがハンバーグを切ってくれる動画が、 ほぼ90%は入っていると思う」等々、気になるレビューで溢れています!
せっかく静岡に前日から行くなら、「さわやか」に行ってみたいとリクエストしていたのでした。「静岡県民なら全員行ったことがある」・・・ぐらいに思っていたのですが、長い待ち時間と行列を嫌い、石塚さんは行ったことがないとのこと。
お店での待ち時間を短縮するため、鍋田さんがあらかじめお店に整理券を取りに行ってくれていました。
案内の時間に間に合うように、お店に向かいます。「さわやか」に向かう途中、「青葉おでん街」を通り抜けました。静岡と言えば、「おでん」も有名ですね!
「さわやか」に到着! うわさどおり、案内を待つ人々でいっぱい!
開店の1時間前から整理券を発行するとは、やはり大人気なのですね・・・!
待っている間に、注文を考えます。
メニューを見て意外だったのは、こだわりハンバーグの割には、値段設定が低めなこと。看板の「げんこつハンバーグ」に、乾杯ドリンク、スープ、ライスまたはパン・・・で1,200円以下なんて、普通のファミレスチェーンよりもかなり安いですよね?
テーブルの上に置かれた紙シート。「さわやか」の支店が静岡県内にしかないことが分かります。
紙シートの下部には、「鉄板が来たらココを持ってね!」と印刷されています。そのわけは・・・
・・・このように使うためです!
テーブルに運ばれてくる時点では、ハンバーグ内部はレアの状態です。テーブル上で店員さんが、ハンバーグを熱い鉄板にぎゅっと押し付け、最後の焼き仕上げをしてくれるのです。
石塚さんと鍋田さん。
いよいよ、げんこつハンバーグをいただきます!
分厚いげんこつハンバーグの内部は、まだかなりレア。素人目にも、お肉の新鮮さが分かります。牛肉100%、静岡県内にしか出店しない理由は、「今日、工場で作ったハンバーグは、今日中にさわやか全店へ」というこだわりからだそう。
そもそも、今回なんのために静岡に来たのか忘れてしまうぐらい(^^;)、大満足でした!!
「さわやか」からの帰り道。イルミネーションがきれいな静岡青葉公園・青葉シンボルロード。
「ひまわり集会」実行委員会のメンバーも多く参加する、「再稼働反対アクション@しずおか」は、毎週金曜日18:30~19:30、この青葉公園で再稼動反対のアクションを行っているそうです。今回は参加出来ませんでしたが、また今後静岡に行く機会があれば。是非参加してみたい(^^)!
(※ちなみに、「再稼動反対アクション@しずおか」は、特定の団体が主催する活動ではなく、個人・市民の自然発生的な集まりのため、急な中止・予定変更の可能性もありえます。参加の際は、Facebookページで予定をご確認ください)。
さて、翌日はいよいよ「ひまわり集会」当日。当日の様子は、また後日のレポートをお楽しみに(^^)♪